四方三巻縫製ののぼり旗は丈夫で長持ち

三巻縫製とはのぼり旗のほつれ防止や補強のために
生地を二回折ってミシン掛けをすることを言い、
中でも四方三巻縫製はのぼり旗の四辺全てに
三巻縫製を施したもので、最も丈夫で長持ちする
仕立て方になります。

一手間かけて

現在のぼり旗の多くには化繊が使用されており、
裁断と共に布端を熱処理するヒートカットが主流ですが、
一昔前までは天竺や金巾など天然素材の布地が主流でした。

当然熱で溶けたりしませんので縫って仕上げます。
天竺や金巾はポンジより厚みがあり、綿独特の
素材感や風合いが特徴です。

野外で使用

シェア率は安価な化繊に押され気味ですが、和風で
上質感溢れる仕上がりになります。
もちろん四方三巻加工は化繊生地を丈夫にしたい時にも
有効です。

ヒートカットでも十分ほつれ防止になりますが、屋外で
強風にさらされる場所での使用が予想される場合に
加工を施しておくと旗自体が長持ちします。

ミシン掛けの分時間がかかりますので、大量にオーダーする時は
納期に充分余裕を持っておきましょう。

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